2017年07月15日

旧正月の話

2016年1月の内容ですが再掲載します。

近所のスーパーで旧正月の装飾品販売コーナーが設置されていました。先月迄クリスマスの装飾品が販売されていたところです。旧正月は旧暦の正月ということですが、日本では中国暦のひとつである時憲暦が認知されています。また日本以外でも朝鮮半島・ベトナムではこれに従って正月の祝賀行事が開催されます。

旧暦には幾つか種類があり、モンゴルのチベット仏教暦、ASEAN諸国の上座部仏教暦では違う日程で正月が設定されています。皆さんご存知のタイでのソンクラーンがその一例です。旧正月と言っても一概に同じ時期であるとは言えないのです。

ところで中国旧暦の時憲暦ですが、ドイツ人のキリスト教宣教師アダム・シャール(湯若望)によって作られたものだそうです。明朝最後の皇帝、崇禎帝からの命を受け「崇禎暦」を作成しました。しかし1644年に明は滅亡し清の時代へと変遷していきます。清朝はシャールを天文学者として重用し、崇禎暦は1644年10月に「時憲暦」として公布されました。

その後1912年に中華民国が建国され清朝が滅亡するとグレゴリオ暦が採用され正月は1月1日となりました。しかし今でも旧正月というと、中華圏ではこの時憲暦に沿って元旦が数えられています。

image.jpeg
タグ:中国
posted by ランボルギーニ・タコラ at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/451765659

この記事へのトラックバック