2015年08月30日

中華的センス

英国のGaWCが14年に発表した世界都市格付けによると、東京・パリ・シンガポール・ドバイなどと共に香港はΑ+にランクインしている。A++のニューヨークとロンドンに次ぐ都市だという訳だ。もちろん評価基準はビジネス面の指標に特化したものなので、実態とは若干違う。違うの意味は、こんなダサい街がNY以上に地価が高いということ。裏通りを歩くと、道には変な水がいつも表面に付着しているし、悪臭が漂うこともある。
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中華文化と西欧文化が混ざり合った街並みが一つの観光の目玉になっている。しかし、実際には混ざりあってはおらず「無理矢理共存している」のが香港の特徴なんだと思う。一人当たりの所得が世界最高水準などと言われているが、貧富の格差は非常に大きい。8人で一部屋の安宿に暮らしている人達が沢山いる。二段ベッドが4つ置かれており、それぞれが檻に囲まれている。まるで牢屋だ。
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中国の大陸側に行けば良く分かるが、中華圏の人間には並ぶとか、順番に進めるとか、整然とする、などということは一切期待出来ない。一昔前の香港でも似たようなもので、電車の乗降はさながらサバイバルゲームのような様相であった。我先にと皆が焦っていたし、電車は容赦なく乗降の途中でも扉を閉めたりしていた。また多数の高層ビルの窓からはゴミが降ってくることが日常茶飯事だった。自分の部屋だけ綺麗なら良い、という訳だ。
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結局、香港が素敵な街だという印象が観光客に付いているとしたら、それは外資企業の進出による仕掛けの部分だ。中華圏の人達に西欧的なセンスを取り入れさせるのは無理だ。思想が違い過ぎるので、そこは相いれない。漢字と英語が全く違うのと同じだと思う。だから、香港は中華思想や中国文化をもっと大切にしたら良いと思う。しかし、文化遺産を保護しないのもまた中華圏の人々の特徴であったりする。中国四千年などと言うが、権力者は時代ごとに虐殺と交代を繰り返してきた歴史なので、ずっと繋がった四千年ではないということが関係しているように思う。
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今年(15年)の4月に久しぶりに香港を訪問した。週末になると香港島のイルミネーションを生かしたショーが開催されると聞いて、スターフェリーを乗り継ぎ、九龍側へ渡った。尖沙咀の辺りはホテルが多いので、湾岸沿いのエリアは観光客で埋め尽くされていた。そして20時を回った頃にショーは始まったのだが、ダサい!ダサすぎる!特にスピーカーから大音量で流されるBGMが最低だった。やはり香港人に任せるとこのとおりの結果にしかならないのだ・・・。

タグ:香港
posted by ランボルギーニ・タコラ at 15:59| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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