2017年07月13日

2020年12月31日

アメリカは世界の警察ではない、というオバマ大統領演説は、米国経済が失速し不景気である為軍事費用の支出が出来ないようになったとの誤解を招きやすかったと思います。私はこれを逆に観ています。2013年のシェールガス革命によって米国は2020年迄に世界最大のエネルギー供給国になる為、寧ろ今後の経済観測は明るいと見ているからです。地中のシェール層から採れる石油やガスが全米に埋蔵されているのですが、アメリカだけがこの採掘と精製技術を持っています。従って彼等は中東の産油国で覇権争いをしなくて良いということになります。それが故に米国はもう中東には関わりたくないはずです。

この革命によってもたらされるのは、製造業のアメリカへの回帰です。中国やメキシコへ逃げて行った製造業が米国に戻ってきます。何故なら高騰した人件費をこの革命が吸収してしまうからです。エネルギー経費が下がると物価は下がります。これに伴い製造業の原価が下がります。原価=コストが下がると人件費が下がります。企業はブルーカラーを雇用しやすくなりますので工場建設の為の新規投資が増加し国内経済への良いカンフル剤になると思います。ドル高が進み、円安となるでしょう。$=\150くらいになると思っています。

ロシアは天然ガスの世界最大輸出国ですが、米国もガス輸出国となった為、そのシェアを落としつつあります。今後、時間をかけて東欧諸国も米国からのガス購入に踏み切るかもしれません。世界は産業とエネルギーを牛耳った者がその覇権を握ります。つまり、シェールガス革命によって世界のパワーバランスが急速に変わっていくということです。中東産油国での原油価格は現在下がり続けています。何れは経済の停滞を招くでしょう。そうなると中東圏でのパワーバランスもまた変わって行きます。

ここで言いたいのは、これからの5年間は全く新しい世界へと変貌していく激動の期間になるということです。2016年から2020年までは目が離せなくなるでしょう。私もまたこの流れに沿って北米、中米へと拠点を移すかもしれません。そして日本の皆さんの生活も更に変わっていくことでしょう。私の予想では、貧富の差が極端に拡大し、最下層市民が生まれると思います。そのことによって、地域間格差が更に拡大します。首都圏や大都市圏ではゲットーのような地域が発生、地方ではゴーストタウンが発生すると思います。

日本では家電メーカーは衰退の一途を辿っています。カセットテープ→CD→VCD→DVD→Blu-ray→シリコンオーディオと変遷して来たAVも新しい強い製品が出ません。白物家電も節電機能は行くところまで行きつき、他の不要な機能は価格を押し上げる要因となってしまいました。カメラも画像処理ソフトとCCDやCMOSセンサーの発達によって携帯電話にお株を奪われてしまいました。海外でmade in Japan製品がもてはやされた時代はもう昔の話です。Cool Japanが世界で通用すると思っているのは日本人だけなのかもしれません。

もはや日本は世界経済の大きな渦から逃れる事は出来ないのです。そして日本人の個人生活もその大きな渦に巻き込まれる事になっていきます。2020年までに勝ち組、負け組と明暗がハッキリすると思います。自動車しか売るものがない日本は再び世界の経済摩擦の中へ巻き込まれていくことになるはずです。2020年12月31日、私は何処にいて何をしているのか全く想像が出来ません。しかし、私は来るべき世界へのビジョンを明確に持っています。今考えている事がその時までに開花するのかどうかは、その時の私の姿を見て頂ければ分かるでしょう。勝った者だけ語れ、が座右の銘です。嘗て香港で夢見たビジネスマンとしての成功を再び手に入れたい、そんな想いです。今は夜明け前です。
タグ:面白い話
posted by ランボルギーニ・タコラ at 12:11| Comment(0) | TrackBack(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする